Route461

観光地でも何でもありませんが、
旅行気分をものの見事に粉砕してくれた国道461号について書かないわけにはいかなくて。


国道461号線はこんな感じで道幅が非常に狭い。
(道幅が広いところもありますが、大体こんな感じ。)
竜神大吊橋へ行ったときに通ったことがあったのですが、そのときは一部の区間しか通らなかったのでこの国道の本当の恐ろしさを知らなかったんです。
地図上ではこの道で大子→高萩へ抜けることができ、かつ途中で「花貫渓谷」を通ることができるというナイスな道…のように見えました。
もみじ苑を出たときにすぐ気づくべきでしたね。
「なんでこの道登ってるんだろう?」って。


縦は易し 横は難し

という訓戒が「続・いばらぎじゃなくていばらき」に書いてあるのを完全に見落としていましたw
北茨城は茨城県最高峰の八溝山(標高1022m)を始めとして、結構標高の高い山がゴロゴロと…転がっているわけではありませんが、存在します。
この山々が南北に長く連なっているみたいです。
よって南北の国道は比較的道幅が広く斜度も小さいため、登りやすい。
逆に東西へは山が邪魔して思うように道を作ることができなかったんでしょうね。

山を一つ越えたところで、ようやくそのことに気が付きました。
一見地図を見ても分からないのですが、よ〜く地図を見てどこが尾根でどこが谷かに注目すると気が付きます。
(一応、地理は得意だったので)
が、気づいたときには時すでに遅し。
登りは自転車を押しながら、下りは日陰の寒さに耐えながら進むしかありませんでした。
これがキツイの何のって(汗)


高萩市に入ったときはもう観光する元気が完全になくなっていました。
楽しみにしていた「花貫渓谷」はあっさりスルー。
海が見える日本唯一の「花貫ダム」も遠くから写真を取っただけ…
その花貫ダム↓


高萩市からひたちなか市への国道6号がどれほど長く感じたか。
(実際結構長いんですが)
完敗。。。