クライマーズ・ハイ

出張の帰りに電車で読んでいたら…
不覚にも目頭が熱くなってしまった。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

「降りるために登るんさ」
始めは単に下山のために…て思ってたんだけど、違うのねorz


読んでいてまず感じたことは、
自分は仕事に対してこんなに熱意をもって取り組めているだろうか
という疑問。
自分の居場所はここしかないんだ。
自分がやらなければ誰がやるんだ。
そういう気持ちをもって、日々取り組んでいるだろうか。
きっと学生時代に読んだら、こういう視点は持てなかったんだろうな。


俺は、降りるために登って行ってやるさ。


この小説には親と子の関係が生々しく綴ってあった。
まだ親としての気持ちはわからないけど…
きっと誰しも一度はこういう思いを抱くんだろうなぁ。
実はその辺りがグッときちゃったポイントなんだけどw



最近、モチベーション下がり気味の新社会人には是非☆な一冊。