燃えよ剣(上・下)

いのがみに触発されたわけではありませんが…
燃えましたw

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

燃えよ剣(下) (新潮文庫)

燃えよ剣(下) (新潮文庫)

何を隠そう、実は司馬遼太郎の作品大好きです☆
ブログの名前も、最初は「馬鹿の上の雲」にしようとしたほどw
(熱狂的なファンの人に怒られそうなので、その名前にするのは辞めました。)
司馬遼作品に触れた順番は「梟の城」→「項羽と劉邦」→「菜の花の沖」→「坂の上の雲」という、ちょっと邪道な流れで司馬遼太郎を好きになったんですがね。。。
(「龍馬が行く」「燃えよ剣」「坂の上の雲」あたりから入る人が多いんだとか。)
一度、原点に帰ろう!ということで、多くの司馬遼太郎ファンが最初に読んだであろう「燃えよ剣」を読んでみました☆


司馬遼太郎歴史小説において、結構マイナーな人を主人公にするのが好きな作家です。
例えば、「秋山好古(『坂の上の雲』の主人公)」、「高田屋嘉兵衛(『菜の花の沖』の主人公)、「坂本龍馬司馬遼太郎が小説で書く前は知名度が低かったらしい)」などなど。
が、今回の「燃えよ剣」は比較的有名な新撰組の副局長「土方歳三」が主人公。
「名前は聞いたことあるけど、どんな人だったのかは知らない。」
ていう意見が多いと思うんだけど、どうなんだろう?
新撰組」が大河ドラマでやってたから結構知ってるんだろうか?
とりあえず自分は初めて知ったw





やっぱり司馬遼太郎の作品は面白いですね。
土方歳三は武士というか喧嘩士という感じで描かれていました。
最後の最後まで(五稜郭の戦いまで)新撰組土方歳三として薩長の官軍(最初は反乱軍ですがね)と戦った姿には感動を覚えました。
ただ…吉村貫一郎新撰組の中で一番好きだ、という自分の考えは変わらなかった。
俺はやっぱり誰かのために頑張っている姿の方が感動します。