国境の南、太陽の西

海辺のカフカ」にしようか迷ったけど、本の分量を考えてこっちにした。
読み始めるとキリがないから。

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

きっと初恋の人「島本」さんは太陽の西に向かって歩いていってしまったのだろう・・・
読み終わって最初に思った感想だ。
人間の欲は計り知れない。
この本の主人公「ハジメ」も幸せの絶頂にいながら、突然現れた初恋の女性に心引かれてしまう・・・。
妻は愛している。
それでも初恋の人「島本さん」へと走ってしまう主人公。
心の揺れ動きがリアル過ぎるよ、村上さん。


どうもドロドロした恋愛を読むのが好きみたいだ。
そういう恋愛は本の中だけに止めるようにしよう。