墓参り

昨日、初めて自分一人で爺ちゃんの墓参りに行きました。
方向音痴とか、電車がわからないとか、そういう理由じゃなくて単に交通費が高いので一人で行くことがなかっただけです。
(普段は家族で車で行きます。)


京急久里浜駅で降り、駅前の案内板と太陽の位置による方角と母親の素晴らしいナビのお陰で、徒歩1時間半かけて墓地に到着。
途中のコンビニでピーチティー(500ml)買わなきゃ倒れていたかもw
兎にも角にも墓地に着きました。
がしかし、横須賀市営墓地は広いのです。
徒歩で行くと完全に浮きますw
ここだけ異常なまでのモータリゼーション
婆ちゃんに電話で位置を確認し、何とか到着。
墓地に着いてから40分が経過していました。。。



1999年7月20日
大したことはない手術…のはずでした。
医療ミスではないかという話もありました。
高校1年、夏休み初日の突然の訃報。
72歳でした。
郵便局長を務めていた祖父。
保育園への送り迎えをしてくれたのは祖父。
墨絵と書道が得意だった祖父。
酒と煙草が大好きだった祖父。
美味しい料理屋をたくさん知っていた祖父。
祖父の行きつけの居酒屋で、一緒に酒を飲みつつ語らいたかったなぁ。



祖父の時間が止まった日。
それが記された墓石の前で、栓を開けたビール。
心の中で「乾杯」をし、口に含んだその味はいつもより少し苦く感じた。