告白→迷い

一昨日、出張実験に行った帰りの車の中で先生に「東大の新領域を受けていたいと思っている」と打ち明けた。
「今の研究を院まで続けるんじゃなかったのか?」
とか言われ、修羅場になることを予想していたのだが…
先生「そうか。」
え?それだけ???
俺「まだ迷っているんですが、筑波は二次募集ってありますか?あるとすればいつ頃ですか?」
先生「あるかどうかは年度によるけど、もしあれば試験は2月頃だよ。」
その後、何事も無かったかのように雑談を続ける先生。
きっと予測はできていたのだろう…


うちの研究室は結構な頻度で外部の院へ行ってしまう人がいる。
昨年度に1人、3年前に1人いて二人とも東京工業大学大学院。
その二人と俺は似たような雰囲気を醸し出していたのかもしれないな。


話は前後するが、先日筑波大の院試の二日目と東大新領域の院試の一日目が被っていることに気付いた。
(普通出願前に気付くべきなのだが)
筑波の院試験の二日目は面接で、一日目の筆記との配点は

  • 筆記700点
  • 面接250点

「筆記で頑張れば面接受けなくても受かるって事はないのか?」
とも思ったのだが、それはダメらしい。(面接を受けない段階で「放棄」とみなされるから)
「まあ保険が無くなって、キープができなくなっただけじゃん?」とも考えられなくはないが…


新領域は試験の点数で第一志望の研究室に入れるかどうかが決まる。
それを象徴するかのように、新領域の願書には希望する研究室を第1志望〜第10志望まで書く欄があって、その下には「更に希望する研究室がある場合は…」という備考スペースまで設けられている。
説明会でも言われたのだが、
第10志望の研究室にすら入れないこともある。
化学系の研究室に行きたいのに物理系の研究室に回される、ということにもなりうるわけだ。


今の研究テーマは自分が本来やりたかった「有機合成系」の研究ではないにしろ、一応化学系の実験メインの研究だし、そこそこ面白いテーマではあるから、新領域で第3志望くらいの研究室に入れないのであれば筑波に残りたい。
そんなこんなで迷い中・・・




関係ないけど、はてなキーワードの「研究室」を見ると「結構今いる研究室て環境がいいんだな」と思う。
机は1人1つはあるし、先生は別部屋にいるし。