日本化学会会長

matsu112006-06-26

御茶ノ水の化学会館にて日本化学会会長、藤嶋昭氏の講演を聴きに行って来ました。
研究室の先生のコネで行ったのですが、向こうに着くまでどんな繋がりがあるのかさっぱりわかりませんでした。
演題は
「研究も台上1分鐘、台下10年功ではなかろうか」
というもの。
台上1分鐘、台下10年功とは…
台の上で1分演技するには稽古を最低10年は積まなければならない
という中国の演劇界の言葉だそうだ。
ここで、藤嶋会長の経歴について少し紹介。

横浜国立大学工学部卒業後、東京大学大学院に入学。
同大学院博士過程修了後、神奈川大学講師、東京大学教授などを経て今年の3月に日本化学会の会長に就任。
主な研究は「光触媒の開発」。(これについては後日「理系の小話」で取り上げます。)

講演は非常に面白かった。
講演中にうちの研究室の先生がいつも言っている
「ネガティブデータを大切にしなさい。」
ということを仰られた。
この辺で大体、うちの先生との関係が推測できた。


講演後、懇親会にも出席することになった。
ここで学生は俺一人になる。
多種多様な身分の人がいたはずだが、懇親会の出席者はほとんど大学関係者になっていた。
中には筆者の使っている教科書の作者で電気化学会の重鎮、渡辺正氏もいた。
緊張で硬くなる自分。
そこへ、研究室の先生の友人である東京大学生産研究所の立間助教授が登場し、立間先生の提案で筆者が会長に挨拶に行くことに…
久々にビビリました。
とりあえず、会長にうちの研究室の先生との関係を聞くことにしました。
俺「K先生とはどのようなご関係だったのですか?」
会長「彼は私が東大で助教授をしていたときの学生だったんだよ。」
俺「K先生は学生時代はどんな人でした?」
会長「真面目な学生だったよ。」
俺「…(それだけかよ)」
会話終了。
でも一応、名刺交換はしておきました。


懇親会終了後、最寄のスタバで俺、K先生、立間先生、東京工芸大学岡野先生の4人で一服。
話を聞いていて思ったこと…
やはり工学部の学生はエロかった!!
男多いからね。
誰もブレーキをかけないからね。
スタバで勉強していた駿台の学生の皆様、いい年して大騒ぎしてすいません。


それにしても、懇親会の料理は美味かった☆