分光器

matsu112006-05-10

修理に出した分光器がカムバックしました!
「理系の小話」ではないですが分光器の原理を簡単に解説します。
右の画像は分光フィルター(だったっけ?)を使って太陽光を分光させた画像です。
(昨日、研究室で作りました。これを今週の土曜日のつくばフェスタで展示する予定。)
太陽光が様々な色に分かれて見えるのが確認できると思います。
このように光源から出る光をプリズムを使って分光させ、分光された光を連続的に試料に当てて(この操作を走査と言います)、試料がどの光をどれくらい吸収するかを測定する。
それが分光器の原理です。(わからなかった人、ごめんなさい。)


どうやら走査するときにプリズムを回転させる回転軸に、汚れが溜まっていたためにうまく回転せずに走査できない状態になっていたらしいです。
分解してその汚れをとるわけにはいかないので・・・
「できるだけ狭い範囲で測定しないようにしてください。測定可能領域全体を走査するようにすると汚れが溜まりにくいです。」by日本分光
というアドバイスを守り、使用していきたいと思います。
明日から実験再開だぁ〜!