理系白書

理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)

理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)

日本は文系の国らしい。
これを読むまで全然そんなこと意識しなかった。

  • 理系は過酷な学生生活を送ってきても、生涯で稼ぐお金は文系より少ない。
  • 国を動かす重要ポストは全て文系が占める。
  • 大発見をしても、その報酬はたかが知れている。

などなど、「理系は損をしている。」という記述が多い。


研究にかじりつき他の事は全て他人任せ。
外の世界にもあまり興味を示さず、社交性に欠ける。
現状のままではどんどん理系は不利な立場に追い込まれていく。
理系よ、殻を破れ!!


そんな本でした。