筆記試験終了

いや〜終わりました。
まぁ落ちるって事はないでしょうねw
いくつか誤算はあったのですが、機転が利いたお陰で何とかなりました。
この「機転」は多分、いわゆる「勉強」で身に付いた物ではないような気がします。
やっぱりデスクワークだけじゃ超えられないものってあるのかもしれません。
専門の試験の時間の流れを振り返ってみます。


試験開始。
まず9題の問題全てをざっと見通します。時間は大体5分くらいでしょうか。
ここで、例年に無く凝った作りになっている第一問の数学を放棄することを決意しました。最初の3題は基礎科目ということになっていて、3題中2問選択することになるのですが、これで選択肢は無くなりました。
ここで東大の院試対策が生きました。いや〜嬉しかったww


第二問は前半が力学、後半が電磁気学
東大の院試験用にかじっていた分野です。
力学は最初は単振動・減衰振動の問題、その後二体問題。
電磁気は加減粒子に働くローレンツ力の問題、その後誘導電流の問題。
まぁ、定期テストよりは出来たでしょうw


第三問は化学一般。
酸塩基滴定・エントロピー変化・似通った分子構造を持つ有機化合物の物性比較・DNA塩基対間に働く水素結合etc
とバリエーションに富んだ問題でした。
問題数が多かったけど、まぁ何とか。


第四問〜第九問までが専門科目選択問題。
この中から一題を選択して解答します。
ざっと目を通した感じだと、量子力学と熱力学と有機化学が解けそうでした。
有機化学は一番、力を入れていた分野です。

熱力学を解答することにしましたww
有機を見捨てた理由は、

  • 一見やっかいそうに見えた。
  • 有機の問題は理由を言葉で説明する問題中心。
  • 残り時間があまりない。

為でした。
ここで自分の執着していたこだわりをスパッと切って捨てれたのが良かったみたいです。
そして、熱力学を選択。
当然でしょう〜♪だって熱力学の問題、
答えが書いてあるも同然
だったんですよ。
例えば
「AとB式より、以下の式を導出しなさい。」
こんな問題が多数。
しかも導出する目的の式は与えられた式を一回偏微分して代入するだけ…。
定期テストの方がまだ難しかったような。
そして後半は自分が、物理化学でもっとも得意とする反応速度の分野。
ミカエリスメンテンの式なんて導出し飽きたyo」
とハマーの口癖がついつい口に出てしまうくらい、練習しました。
定期テストには出なかったけど、こんな所で役に立つとはねw


明日の面接(たった4分間)のために少し不安だった箇所をテキストで見直したりしましたが、まぁ問題はないでしょう。