研究室落ちた・・・

第一志望の研究室がダメだった。というより自ら変えたと言った方が正しいかな。

受入れ人数2人の所に4人。そのうち自分を含めた3人が導電性高分子をやりたくて工学基礎に入学した人だった。「成績で判断したくない」という研究室の先生の意向で、志望者4人で話し合うことになった。が、話し合いは平行線を辿るばかりで結局先生に主観と成績を加味した面接で選んでもらうことになった。
その面接にて、成績は志望者中3番(1年の成績が悪いらしい)。だが予備校でバイトをしていること、質問の内容(かなりレベルの高い質問だったらしい)を考えると成績だけで落とすのは惜しいという先生の見解だった。ところがある質問をきっかけに話は違う方向へ進む・・・以下面接でのやりとり(覚えている限り)

G先生 「この研究室に落ちたらどうする?」
自分  「1年間頑張って東工大の院を受けます。」
G先生 「東工大か。確かに『高分子』の道に進むならあそこがいいだろうな。この前の質問もそうだし、君には上昇志向がある。きっとこの研究室にいても東工大に行ってしまうだろう・・・私の研究室に来たら東工大にはやりたくないし、1年間他の研究室で院試の勉強をしながら東工大の院を目指してはどうか?その方が君のためになると思う。」
自分  「・・・」
G先生 「気づいているとは思うが、ここの授業では『高分子学科』を目指すには内容が足りなすぎる。参考書や勉強の仕方など相談にも乗るよ。東工大の院に入って、博士で導電性高分子の研究がやりたければ京都大学の赤木先生の研究室に紹介もする。」
自分  「わかりました。他の研究室へ行って東工大の院を目指します。」
※「高分子」の分野では「西の京都大、東の東工大」と呼ばれるほど東工大は有名。
ということで研究室は第一志望の所を諦めました。